この「平成」という時代に
私の運命は 大きく変わった
本望の人生を叶えてくれたのは
この「平成」だった
平成さん
本当にありがとう・・・
平成3年 私は 三男を生んだ
そう 新たな命を 授かった
しかし
平成4年 私は 母を失った
そう ひとつの命が 消えていった
そのあと
さみしくて 落ち込んで 不本意な何年間かが過ぎた
そして
もう そろそろ 立ち上がらないといけないと
思っていたところ
平成7年 阪神大震災で被災した
小学校での避難生活2か月
そこで 被災地の実態を書くために
めちゃめちゃになっていた家に戻り
ペンをとり
新聞社に投函した
それが 新聞の
一面に載った
出版社もかけつけてきた
そのとき
言葉が 世に訴える力を持っていることを
痛感して 体が震えた
言葉は 生きている☆
それからの10年間
ほんとうに 必死で生きてきた
それは 一言ではいえない人生で
わたしは とにかく 道を探していた
書く仕事ができたら
どんなにいいだろう・・・・・と
そして
平成17年 突然
作家デビューが叶った!
わたしは 佳川奈未さんになった
それまでの私さんが
もがき 苦しみ 痛み 悲しんできた アンラッキーな人生が
超ミラクルハッピーな 人生を 運んできたのだ☆
その驚きといったらなかった
そして あとは
書いて 書いて 書きまくって
今日に至る
そこには
私の本を読んでくださる
たくさんの読者や
どんなときも 心から応援し 支えてくれる
たくさんのファンのみなさんがいてくださった
平成にデビューして
平成に育てられた作家ですから
この平成が終わるのは
なんとも さみしい気がしますが
でも だからこそ
この「平成」という時代と
この「平成」の時代に 私という作家を育て 活躍させてくださった
多くの読者とファンと関係者と
私を信じてついてきてくれた家族に
心から 感謝を伝えたい・・・・
ありがとうございます
ありがとうございます
ありがとうございます
本当に、心から 感謝しています
そして
平成がくれた宝物と 新たなビジョンを持って
今夜 時代を乗り越え
新たな「令和」に入っていく☆
というわけで
これからも どうぞよろしくお願いいたします
ミラクルハッピー 佳川 奈未
あなたにとって
新しい時代「令和」が
想像以上の素晴らしいものになります☆