もう 4年も前のことになるが
死にかけたとき
そう 集中治療室に入れられ
死の淵をさまよっていたときにした
あの不思議な体験を
いまも 私は忘れない
死の淵で 魂が気付いたことは
この世で生きている間
すべての人と
宇宙の意図という 不思議な「糸」によって
つながっていたということだ
そう 宇宙の愛と慈悲とミッションとサポートとともに
中島みゆきさんの「糸」という歌に
「なぜ めぐり逢うのかを 私たちは なにも 知らない・・・」とあるが
宇宙のほうでは すべて 知っている
それが どんなに深い関係であれ 浅い関係であれ
その関係の規模にかかわらず
わたしたちは 必要な仲間と 意味あって つながって生きている
・・・決して ひとりではなかったんだ!
孤独ではなかったんだ
そのことが
はっきりわかったとき
胸の中に大きな愛のエネルギーと
感謝の念と
希望の光がわいてくるのを
感じずには いられなかった
それを生命力というのだろうか・・・・
なかでも
魂的に 深い意味をもって つながっていた人には
愛というには 小さすぎるような
慈悲というのも 違うような
言葉では なんとも いい表せない
偉大な 偉大な グレイトパワーを感じた
もう
「ありがとう」と 連呼せずにはいられなかった
そこには
「ありがとう」だけでは 伝えきれない 大きな思いがあって
その偉大なる愛と敬意と感謝に対して
何と伝えて この世を去ればいいのかと
あのとき
戸惑ったほどだ
その魂の感謝が そのとき 相手に伝わったかどうかはわからないが
こちらは そのとき 完全に 平和になれた・・・
たぶん 伝わったのだと
そう思っておきたい・・・・
そして なによりも肝心なことは
愛するかけがけえのない子と゜もたちのために
「もっと 生きていてあげたい!
もっと 生きて 何かしてあげたい!」 と
そう 強烈に 強烈に 強烈に 思ったことだ
何もいらない!
ぜんぶあげたい!
すべて 差し出したい! と
そんなふうに
当時 私自身は すでに したいことも 叶えたいことも
もう この人生で すべてやってしまっていたので
この世に対して みれんはなかったように思う
それに むしろ 疲れ果てていた・・・
本当に あのとき そんな感覚だった
それなのに 強烈に湧き上がった
「生きていてあげたい!」というあの思いに
「生きなくてはならない!」という mustな感覚に
自分が一番驚いた
あの体験が教えてくれたことは
人は 自分のためだけに 生きているのではないということだ
大切な存在のために 必要なことをさせていただくために
生きている!
宇宙のエネルギーとミッションとともに
と いうことだ
だから・・・たぶん・・・ 生きている間
人は 誰も
絶対に不幸でいてはいけないのだ!
なにがあっても 幸せでいないといけない!
これは 宇宙の命令! 人間本来の義務!
こちらが幸せでなければ
いったい 誰のために 何ができましょう
・・・・・
・・・・そうして 走馬灯のように 人生の様々なことが
私の脳裏を足早に過ぎ去っていったとき
あの 不思議な声は 聞こえた
「・・・・自分自身を しっかり生ききりましたか・・・・
大切な人を ちゃんと 愛せましたか・・・
人生をまっとうできましたか・・・・」
そうして 心の中で 私が
「・・・何ひとつ ・・・・まともに
できていない」
と
声にならない声で応えたとき
私は 呼び戻されたのだ
生きる方向に
激痛に襲われる私のもとに
看護師さんたちが 飛んできて ドクターを呼び 処置してくれたけど
あの痛みは 耐え難いものだった
でも それも また
生きているからこそ わかること
そうして 続けて こう声がした
その不思議な声は なにかをしっかりと悟すように 私に言った
「心と体と魂に 優しい生き方をしなさい・・・・」と
おかげで 私は
もう 無理をしなくなった
自分のペースを 楽に確保できるようになった
不思議なことに
そうしようとしたとたん
なぜか まわりも いちだんと
優しく あたたかくなった
ミラクルハッピー 佳川 奈未
今日も あなたに
幸せでいてほしい・・・☆
そして 精一杯
自分を生き
人を愛し
ミッションに向かってほしい